よく噛む
小顔矯正サロン・悠楽(ゆらく)の石原です。
こんにちは。
よく噛みましょう。
子供の頃から何度も言われ、大人になっても早食いは肥満の元、よく噛んで食べましょうと聞くことが多いです。
でも、「噛む」という行為はそれだけじゃなく、脳の働きにも影響してると思う。
父が誤嚥性肺炎で入院していた時の食事は、とろみがついている刻み食とお粥でした。
噛む必要のないものばかりです。
退院してからの父は、酔っぱらったように言語がハッキリしないし、思考能力も落ちていました。
趣味のナンプレ―は全然集中できず、訳が分からない状態。
毎朝隅から隅まで読んでいた新聞も、ほとんど内容が頭に入ってこない状態です。
退院してからの食事は、柔らかめですが、ちゃんと噛んで食べるものに変えました。
退院して五日目。
やっと言語がハッキリしてきました。
調べてみたら「日本咀嚼学会」が
「卑弥呼の歯がいーぜ」
のゴロで噛むことの8大効用をうたっています。
この効用、そつくりそのまま父に当てはまっていました。
ひ・肥満防止
み・味覚が発達
こ・言葉の発音がはっきり
の・脳の発達
は・歯の病気の予防
が・がん予防
い・胃腸快調
ぜ・全身の体力向上
そしてよく噛むことは、表情筋や顎関節も動かすので美容にも影響します
でも、回数を数えながら義務的に食べるのはお勧めしません。
それはもう仕事になってしまいます。
食事はリラックスして、香りや味を楽しみながらするもの。
美味しいと感じながら、いつもよりちょっと噛むことを意識して食べてくださいね。
(2022/6/5)